運送会社の面接で落ちる人必見!採用確率が3倍上がる極意を伝授

運送会社の面接で落ちる人5選・受かる人3選・服装や志望動機の例文も紹介

なぜいつも運送会社の面接に落ちるんだろう?
未経験でも採用されるための対策やコツはあるのかな?

本記事ではあなたのこんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 運送会社の面接に落ちる人の特徴5選
  • 運送会社に採用される人の特徴3選
  • 採用確率が3倍上がる面接の極意!

運送会社の面接に落ちる人には共通した特徴があり、改善しないまま他の運送会社に面接にいっても落ち続けてしまいます。

やっと受かったとしても、待遇が悪く万年人手不足のブラック企業確定です。

そうならないために、運送会社の面接に合格しやすい人の特徴やコツを知ることが非常に重要です。

本記事では運送会社の面接に落ちる人から、3倍採用されやすくなる人に生まれ変わる方法を解説するのでぜひ参考にしてください。

きむら

当ブログ「toradorablog」の筆者は、土日休みの運送会社にてドライバー兼、面接担当として働いています。それらの経験をもとに解説します。

目次

面接官が明かす!運送会社の面接で落ちる人の特徴5選

面接官が明かす!運送会社の面接で落ちる人の特徴5選

現役のドライバーであり、面接官も担当している私が不採用にしてきた運送会社の面接で落ちる人の特徴は以下の5つです。

  • スーツを着てこない(ジーパン等)
  • 約束の時間通りにこない(遅刻)
  • 誰もが知っている大手ばかり受けている
  • 過去5年以内に事故・違反歴がある
  • 志望動機(転職理由)がネガティブ

落ちる人①スーツを着てこない(ジーパン等)

運送会社の面接であってもスーツは社会人のビジネスマナーとして必須であるため、ジーパンや作業着などの服装で面接にくる人は受かりません。

ビジネスマナーが守れないということは、社内規則を守らなかったりお客さんへの対応(態度)が悪い可能性が高いと思われてしまうからです。

そんな人に仕事を任せると、クレームに繋がり会社のイメージが悪くなってしまいます。

トラックドライバーの仕事で着ることはないとはいえ、運送会社の面接には必ずスーツで行きましょう。

きむら

上記のような事が考えられるため、わたしの会社ではスーツを着てこない時点で9割方不採用にしています。

落ちる人②約束の時間通りにこない(遅刻)

運送会社は時間に厳しい仕事内容であるため、時間にルーズな人は採用されません。

面接の時間すら守れないということは、入社しても顧客への納品時間を守らない可能性があるからです。

たとえば納品時間が13時厳守であった場合、早目の12時半や13時半に入っては必ずクレームに繋がります。

結果、仕事がもらえなくなるなど会社にとって大きな損失が出てしまうかもしれません。

運送会社が時間にルーズな人を不採用にするのは、そういった事態を避けるためでもあります。

きむら

面接時間の30分前には近くのコンビニなどで待機しておき、5分前くらいに会社に着くくらい余裕をもっておくといいでしょう。

落ちる人③誰もが知っている大手ばかり受けている

あなたが面接に落ちてしまうのは、誰もが知っているヤマト運輸や、日本通運など大手運送会社ばかり受けているからかもしれません。

大手運送会社は中小企業よりも人材の採用基準が非常に厳しく、もともと入りづらい傾向にあります。

たとえば以下に当てはまる人は大手に受かりにくいです。

  • 50歳未経験
  • 転職回数が多すぎる
  • 前職の運送会社の規則がゆるすぎる

たとえば50歳という年齢を考えるとこれから教育したとしても長くて15年であり、企業側からして採用するメリットがあまりありません。

そして大手は社内規則や条件が厳しいため、適性がなさそうな人も落とされてしまいます。

そんな人におすすめなのが、中小のホワイト企業です。

中小でも優良なホワイト企業はたくさんありますし、大手に比べて入社しやすいです。

きむら

もし大手ばかり受けている人は、地元の優良な中小企業も視野に入れて応募してみてはどうでしょうか?

地元の中小ホワイト企業は運送業特化の転職サイトでよく募集されています。

以下の記事では、わたしも登録した運送業の転職におすすめな転職サイトを解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>面接に落ちる人必見!トラックドライバーのおすすめ求人・転職サイト5選

落ちる人④過去5年以内に事故・違反歴がある

過去5年以内に事故や違反歴があると採用確率がガクッと下がります。

運送業は時間を守る事も大事ですが、何よりも安全かつ確実に荷物を届けることが1番重要だからです。

特に人身事故や飲酒運転で捕まった場合は確実に不採用になります。

きむら

ぶっちゃけると過去5年以内に重大な違反がある人は、99%運送業で雇ってもらえないので別業種をおすすめします。

ただし、比較的軽微な違反である信号無視や、一時停止無視などは過去に1回くらいならそこまで問題ありません。

落ちる人⑤志望動機(転職理由)がネガティブ

志望動機が以下のようなネガティブな感じだと、面接官は良い印象をもちません。

  • 前の会社の人間関係が嫌でやめた
  • 会社の運営方針が変わって気に入らない
  • 入社したものの思っていたのと違った

上記のような理由だと、入社したとしても同様のことが起きればすぐに辞めてしまうかもしれないと思うからです。

なぜ採用した人にすぐに辞められると困るのか?

採用した人にすぐに辞められると、「なぜすぐに辞めるようなやつを取ったんだ!」と上から怒られてしまい、面接を担当した人事の評価が下がってしまうからです。

そのため、面接官は「優秀だけど辞める確率が高い人」よりも、「そこそこの能力で辞めない人」の方を採用したくなります。

では、どういった人が採用されやすいのでしょうか?

きむら

私が実際に採用した人には共通した特徴があるので、次の章でそれらを解説します。

【実際に採用した】運送会社の面接に受かりやすい人の特徴3選

【実際に採用した】運送会社の面接に受かりやすい人の特徴3選

運送会社の面接で反応が良く、受かりやすい人の特徴は以下の3つです。

  • 明るくハキハキと話す
  • 事故・違反歴がない運送業経験者
  • マナーが良く気遣いができる

受かる人①明るくハキハキと話す

面接時の挨拶から受け答えまで、明るくハキハキと話すだけでも好印象を与えられます。

運送業はほとんど人と接することがないと思われがちですが、納品先ではお客さんと話す機会がよくあります。

たとえば、どこに納品するのか、荷物の最終確認などです。

もし時間があれば世間話もしますし、そうやって仲良くなっておけば納品時間に遅れても多めに見てもらえることだってあります。

反対にごもごも喋って嫌われてしまうと、何かミスがあった時はすぐにクレームが入れられて出禁になってしまう人も割といるのも事実です。

きむら

そういった納品先でお客さんからどう思われるだろうかという点も、面接では見ています。

そのため、面接で明るくハキハキと喋れる人はお客さんとも良好な関係を築けるだろうと判断しています。

もっというと、応募確認の電話応対から面接は始まっていると思ったほうがいいでしょう。

受かる人②事故・違反歴がない運送業経験者

過去5年で事故や違反歴のないトラックドライバー(ゴールド免許保持)は、それだけで採用確率がグンと上がります。

ゴールド免許は安全運転ができるプロのドライバーとして、これ以上ない証明になるからです。

運送業は納品時間を守ることも大事ですが、無事故で道路交通法違反することなく荷物を届けることがなにより大事です。

ゴールド免許をもっている運送業経験者は、他に致命的な問題がない限りほぼ採用されるでしょう。

受かる人③マナーが良く気遣いができる

ちょっとした気遣いや、丁寧な言葉遣いなどマナーが良い人も面接でのポイントが高くなります。

なぜなら面接での振舞いは、入社してからお客さんのところへ行った時と同じだと判断できるからです。

運送会社の面接には、車で行く人がほとんどだと思いますが、会社に着いて社員さんに会った際、こんな一言が言えると気遣いができる人だと思われます。

きむら

「本日面接して頂く山田と申します。車をあそこに止めさせて頂いたんですが、大丈夫でしょうか?」

他にもすれ違う人に挨拶したり、靴を揃えたりと当たり前のことを普通にできる人が好まれます。

以上の3つが運送会社に採用されやすい人の特徴です。

採用されやすい人の特徴はわかったものの、具体的にどうやれば合格確率が上がるのかわからない人も多いかと思います。

そこで、面接に受かる確率を3倍上げる極意を伝授します。

【99%が知らない】運送会社の面接に受かる確率を3倍上げる極意

【99%が知らない】運送会社の面接に受かる確率を3倍上げる極意

履歴書や経験の有無も大事な要素ですが、面接での受け答えや印象が良いとそれだけで雇ってもらいやすくなります。

そのため、何度も落ちている人はこれから解説する面接対策を実行するだけで採用される確率がグンと上がるはずです。

運送会社の面接で合格確率を3倍上げる極意は以下の3つになります。

  • 清潔感のある見た目でスーツを着ていく
  • 志望動機や必ず聞かれる質問には完璧な答えを準備しておく
  • 心理学を使って面接官を気持ちよくさせる

極意①清潔感のある見た目でスーツを着ていく

髪を整えてひげも剃り、ピシッとしたスーツを着ていくだけでもいい応募者がきたと思ってもらいやすくなります。

なぜなら人の第一印象は出会って3〜5秒という短時間で決まるといわれており、視覚情報、つまり見た目が第一印象を決める大きな要素であるからです。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアン氏によって発表された「メラビアンの法則」によると、人がコミュニケーションを取るときは視覚、聴覚、言語の3つの要素をもとに相手のことを判断しているとされています。

そして、3つの要素が相手に与える影響の割合は、視覚55%、聴覚38%、言語7%となっています。

きむら

つまり、清潔感のある見た目だと面接官に1番好印象を与えやすいということです。

さらに運送業の場合はジーパンや作業着などスーツすら着てこない人も少なくないため、スーツを着ていくだけで好印象を与えられます。

面接に受かりたいならイオンで売っている1万円ほどの安いスーツでかまいませんので、サイズのあったスーツを着ていくことをおすすめします。

極意②志望動機や必ず聞かれる質問には完璧な答えを準備しておく(例文あり)

転職の場合だと、運送会社の面接で聞かれる質問はどの会社もほとんど同じです。

「あなたを色で例えると?」のような新卒で聞かれるトリッキーな質問はされないので安心してください。

そのため、事前に質問への完璧な回答を用意しておくことが可能です。

たとえば以下の質問は必ず聞かれます。

  • 前の会社の退職理由
  • 当社を選んだ理由
  • 入社してどんな仕事をしたいか(長期よりや大型などの希望)
  • トラックの運転経験(年数や種類)
  • なぜトラック運転手になりたいのか
  • 事故・違反歴の有無
  • 飲酒の頻度や量

必ず聞かれる質問への最適な回答や、聞いておくべき逆質問は以下の記事でくわしく解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>【完全攻略】運送会社の面接で必ず聞かれる7つの質問を大公開!

もし転職理由がネガティブなものであった場合、できるだけポジティブな内容に変えて説明したほうがいいです。

他業種からの転職理由の例文

前の会社では多くの経験をさせていただき、非常に感謝しております。
しかし、昔から大きな車を運転するのが夢であり、どうしても挑戦したいと思ったため転職を決意しました。
運送業界は未経験ではありますが、新しいことにチャレンジするのが好きな性格です。
御社ではさまざまな仕事を経験し、キャリアを積んでいきたいと考えております。

注意点として運転経験や事故・違反歴など後からわかるため、嘘は絶対につかないでください!

きむら

あとから判明した場合は評価が下がるだけで済めばいいですが、解雇されることがあります。

極意③心理学を使って面接官を気持ちよくさせる

面接は人と人との対話であるため、「ネームコーリング効果」という心理学を使うと非常に有効です。

ネームコーリング効果とは、名前を読んでもらうと相手に対して好意(興味)を抱きやすくなる心理効果です。

たとえば面接では最初に「所長の田中です。」といったように自己紹介をされ名刺も渡されると思います。

面接官の名前を覚えておき、逆質問の時にこんな風に名前を読んでみましょう。

きむら

どのトラックもすごくキレイにされてますけど、田中所長のご指導なんですか?

ああ、よく見てますね!
うちは車両美化にも力を入れてるんですよ。

といったように名前を呼ぶだけでも、自分のことを覚えてくれているんだと無意識のうちに好印象を抱きます。

さらに相手をさりげなくヨイショすることで気持ちよくなってくれるのです。

心理学というと難しく感じたかもしれませんが、意外とかんたんでしょう?

上記のようにだれでもできる心理学をうまく使うことによって、好印象を与えられるので面接に合格しやすくなります。

以上3つの極意を使って、もう一度運送会社の面接に向かってみてください。

きむら

運送会社の面接に落ちまくっていた人でも一発で採用されるはずです!

運送会社の面接に関するよくある質問

運送会社の面接に関する以下のよくある質問に回答します。

  • 運送業の面接で必ず聞かれることは?
  • ドライバーの面接で確認されることは?
  • 運送業の面接で必要な持ち物は?

運送業の面接で必ず聞かれることは?

運送業の面接では以下の7つは必ず聞かれます。

  • 前の会社を辞めた理由
  • 当社を選んだ理由
  • 入社してどんな仕事をしたいか(地場や長距離など)
  • トラックの運転経験(年数や種類)
  • なぜトラック運転手になりたいのか
  • 事故・違反歴の有無
  • 酒は飲むか

できるだけネガティブな要素は言わないほうがいいですが、嘘はつかないように注意しましょう。

ドライバー職種の面接で確認されることは?

ドライバーの面接では以下のことが確認されます。

  • 現在の仕事はいつ辞められるか?
  • いつから働けるか?
  • 運転免許の種類
  • これから入社する企業の年収

運送業の面接で必要な持ち物は?

運送業界の面接には以下のものを持って行きましょう。

  • 写真付きの履歴書
  • 運転免許証(確認とコピーされるため)
  • その他資格で免許証があるもの(危険物取扱者免許など)
  • 筆記用具
  • メモ
  • カバン

上記に加えて夏場なら汗拭きシートをもっていき、汗だくで面接にいくのは控えましょう。

まとめ:運送会社の面接は大手も中小も同じである

運送会社の面接には受かりやすい人と落ちる人の特徴がハッキリしているため、対策がかんたんです。

そして大手でも中小でも必ず聞かれる質問への回答は文章にして準備しておき、さわやかな雰囲気でスーツを着ていきます。

そして電話連絡の時点でも、ハキハキ喋ってあなたをアピールすれば選考に残る確率はグンと上がり運送会社に就職できるはずです。

きむら

それではあなたの転職活動がうまくいくことを祈っております!

評判の良いホワイト企業に就職したい方は、以下の記事でオススメの大手運送会社を解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>【評判の良い運送会社】大手ホワイト企業ランキングTOP5

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