【未経験OK】40歳からトラック運転手になれる3つの理由

40代未経験からでもトラック運転手になれる3つの理由

運送業未経験の40代からでもトラック運転手になれる?
転職する際の注意点や成功するコツはある?

本記事ではあなたのこんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 40歳未経験でもトラック運転手になれる理由
  • 転職すると後悔するドライバーの種類
  • 転職を成功させる3つのコツ

結論、40歳未経験からでもトラック運転手になれます。

しかし、未経験の方があるドライバーの職種になるとすぐに辞める可能性が非常に高いです。

トラック運転手に転職して後悔しないために、本記事では40代未経験におすすめのドライバー職や、転職成功確率がグンと上がる3つのコツを解説しているのでぜひ参考にしてください。

きむら

当ブログ「toradorablog」の筆者は異業種から完全土日休みの運送会社に転職成功しています。それらの経験をもとに解説します。

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目次

40歳未経験からでもトラック運転手になれる3つの理由

40歳未経験からでもトラック運転手になれますか?結論なれます

40歳未経験からでもトラック運転手になれる理由は以下の3つです。

  • 運送業界は40代でもフレッシュな若手である
  • 未経験の方が好まれる会社もある
  • 免許さえあれば誰でもなれる

理由①運送業界は40歳でもフレッシュな若手である

全日本トラック協会が発表した「2020年度のトラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」によると、トラック運転手の平均年齢は男性が48歳、女性が44歳です。

そのため、40歳は運送業ではまだまだ若手として扱われます。

きむら

実際に私の職場でも従業員の半分は50代で、残りの半分は20〜40代がパラパラいる年齢層です。

ちなみに面接にくる方は40代が1番多いです。

また、現役ドライバー全員が転職経験があり、異業種から運送業界に転職する人が半数以上もいらっしゃいます。

そして同じような境遇の仲間が多く、最初から打ち解けやすい業界でもあります。

理由②未経験の方が好まれる会社もある

運送会社によっては未経験であることがプラス材料になることがあります。

トラックに乗ったことがないと、運転に変なクセがついておらず会社が求める運転手に育てやすいからです。

たとえば一部の大手運送会社では以下のような規則があります。

  • 法定速度厳守(高速80km)
  • エンジン回転数1500回転以下
  • バック時は下車確認の徹底

上記を破ると一発で反省文や始末書を書かされます。

高速道路でちょっとした傾斜でもブレーキをパカパカ踏むトラックがいるのはこういった背景もあるのです。

さらに最近では荒い運転をすると減点される運転診断得点システムを導入している運送会社も増えています。

1日の運転のなかで急減速急加速、右左折時にGをかけすぎると警報アラームが鳴り、70点くらいになるのです。

きむら

自分の運転にクセがしみついているトラック経験者だと高得点を取るのに苦労します。

そういったこともあり、育てやすい未経験者のほうが有利に働くこともあります。

理由③免許さえあれば誰でもなれる

トラック運転手は乗務するトラックに必要な種類の免許さえあればだれでもなれます。

向き不向きや続くかどうかは別として運転免許さえあればいいのです。

もちろん最初は大きな車体を運転するのは難しいですが、1ヵ月も運転すればある程度感覚が掴めるようになります。

きむら

実際に私の会社にも43歳の業界未経験の方が入社してきました。その方も最初は怖がっていましたが、1ヵ月後には一人立ちして問題なく運転しています。

そして未経験でも一人立ちすれば一人前の年収を稼げるのがトラック運転手のメリットでもあります。

以上の3つが40代未経験でもトラック運転手になれる理由です。

40歳未経験が転職すると後悔するドライバーの種類とは?

40代未経験が転職すると後悔するドライバーの種類とは?

40代未経験の方は大型で手積み手卸しの仕事は絶対にやめておきましょう。

なぜなら手積み手卸しは体力的にめちゃくちゃキツく、未経験の方だと辞めてしまう可能性が非常に高いからです。

たとえば大阪~東京間を走る長距離の場合は2時間くらいかけて手積みでパンパンに荷物を積み込んだあと、さらに4時間運転するまで休憩できません。

きむら

体を使う仕事をしていなかった未経験の方だと99%続かないでしょう。ぶっちゃけ経験者でもキツイです。

トラックドライバーには経験や力が必要な種類と、力を必要としない楽な種類があるので40代未経験の方は手積み手卸は絶対やめておきましょう。

逆にパレット積みのウィング車、タンクローリー、ダンプなどは積み下ろしに力を使わず比較的楽なので初心者におすすめです。

トラック運転手へのいじめに注意

事実として運送会社ではトラック運転手へのいじめが存在します。

他の業種でもあるでしょうが、運送業ならではのいじめがあります。

以下の記事ではトラック運転手がいじめられる原因やいじめられた時の正しい対処法を解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>トラック運転手のいじめとは?3つの原因と対処法を徹底解説

40代の女性トラックドライバーが覚悟しておいたほうがいい事

40代女性トラックドライバーが覚悟しておいたほうがいい事

女性トラックドライバーは以下のことを覚悟しておきましょう。

  • カゴ配送でも重い荷物がある
  • トイレ問題が深刻
  • 会社に女性ドライバーが少ない

カゴ配送はゴロゴロ押すだけなので楽ですが、飲料などは1ワゴン200kg以上あり重いです。

段差や傾斜があるところは力が必要なところがあります。

また、ドライバーのトイレ問題は男性よりも女性のほうが大変です。

観光シーズンは高速のサービスエリアで女性用トイレに長蛇の列がよくできています。

女性トイレ渋滞にハマると納品時間に間に合わない可能性があるので注意が必要です。

万が一のために携帯トイレを持ち歩いておくことをおすすめします。

そしてトラック運転手に女性はまだまだ少ないため、会社のコミュニティになじみにくいと感じるかもしれません。

とはいえ、女性が少ないので先輩ドライバーが率先していろいろ手伝ってくれたり、納品先に遅れても怒られなかったりとメリットもあります。

40歳未経験がトラック運転手への転職を成功させるコツ3選

40代未経験がトラック運転手への転職を成功させるコツ3選

40代未経験の方がトラック運転手への転職を成功させるコツは以下の3つです。

  • タンクローリーなど体への負担が少ない種類にする
  • 大型免許とフォークリフトを取得しておく
  • 取扱い車種が多い運送会社を探す

コツ①タンクローリーなど体への負担が少ない種類にする

40代はまだまだ働き盛りで元気とはいえ、50代になるにつれてどうしても体は衰えていきます。

そのため、定年までの約20年間続けられる体の負担が少ない種類のドライバー職がおすすめです。

たとえば大型トラックでも以下のような職種だと楽なので60歳まで働けます。

  • タンクローリー(ガソリンや科学薬品)
  • ダンプ(アスファルトや土)
  • アームロール(産業廃棄物)
  • テールゲートリフト(カゴ車でスーパーに配送)
  • ウィング車(パレット積み)

逆に夜勤交代制や、平車のシート掛けなど体力的にきつい種類はやめておいたほうがいいでしょう。

コツ②大型免許とフォークリフトを取得しておく

未経験の方は転職する前に大型免許とフォークリフトをセットで取得しておきましょう。

40代から転職するなら免許を持っているのが前提になるからです。

たしかに最近は就職希望者に免許費用を払ってくれる制度を導入している会社もあります。

しかし、ほとんどの場合39歳までを対象にしているので40代では利用できないと思ってください。

そのため、40代未経験から転職するなら大型免許とフォークリフトは必須です。

きむら

以下の記事では大型免許を1番安く取る方法を解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>【無料の裏技あり】大型トラックの免許を1番安く取る方法

コツ③取扱い車種が多い運送会社を探す

40代未経験の方には小型、中型、大型、牽引まで幅広く取り扱っている運送会社がおすすめです。

なぜなら万が一自分の運転技術に合わない大きさだったり、運転が怖いと感じた場合に配置転換が可能だからです。

せっかく心機一転トラック運転手に転職したのに、またすぐ転職活動をしたくありませんよね?

どの種類のトラックが向いているかわからない未経験の方は、できるだけ種類の多い運送会社に転職すると失敗しません。

以下の記事ではトラックドライバーにおすすめの転職サイトを解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>トラックドライバーにおすすめの転職サイト5選

40歳未経験のトラック運転手に関するよくある質問

40歳未経験のトラック運転手に関する以下のよくある質問にお答えします。

  • 50歳からトラック運転手になれますか?
  • トラック運転手は何歳まで働けますか?
  • トラック運転手は誰でもできますか?

50歳からトラック運転手になれますか?

はい、50歳からでもトラック運転手になれます。

ただし、健康状態が良好なことと、乗りたい大きさに必要な運転免許を持っていることが絶対条件です。

また、大手企業への就職はほぼ不可能ですが、中小企業なら就職可能です。

そして正社員にこだわらず、契約社員や派遣なら雇ってもらえる可能性がグンとあがります。

以下の記事では50歳からトラック運転手になれる理由と、50歳が転職する際の注意点を解説しているのでぜひ参考にしてください。

>>遅くない!50歳からでもトラック運転手になれる3つの理由

トラック運転手は何歳まで働けますか?

トラック運転手は健康な限り定年延長である65歳まで働けます。

65歳以上は目や体の衰えに個人差があるため、何歳まで務まるかはわかりません。

高齢者による交通事故が多発しているため、ヒヤリハットが増えたり目が見えにくいと感じたらトラックを降りたほうがいいでしょう。

事務所で配車係をすることも考えて、あらかじめ運行管理者の資格を取っておくと安心です。

トラック運転手は誰でもできますか?

トラック運転手は運転免許さえあれば誰でもできます。

求人で髪色、服装自由であったり、刺青が入っていても雇ってくれる会社もあります。

ただし、向き不向きがあるため長続きするかは別です。

まとめ:40歳未経験でもトラック運転手デビューは遅くない

運送業界は高齢化が進んでいるため、40代でも若手として迎えられます。

未経験でも仕事内容が単純なので慣れればすぐに一人前のドライバーとして活躍できるでしょう。

それに最近のトラックはオートクルーズやバックカメラなど便利な装備も整っているため初心者でも運転しやすくなっています。

トラックドライバーに興味があるならぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

完全未経験からトラック運転手になる方法は以下の記事でくわしく解説しているのでぜひ参考にしてください。

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